【おもいやり発見の旅 42箇所目】栃木県足利市
いよいよ関東圏に入ってきました。
栃木県足利市で訪れたのは、みんなのとしょかんの川端さん。
みんなのとしょかんの入り口看板
みんなのとしょかんの構造を教えてくれる川端さん
みんなのとしょかんは、
震災や自然災害などにより移住を余儀なくされたり、
コミュニティの再生が急務とされる地域や過疎化が進む地域に、
コミュニティを醸成できる場所として、
図書館を設置する活動を行っています。
みんなのとしょかんは
必ず地域で作りたいという声があがってから設置されるそう。
なぜなら、自発的な場でないとすぐに管理ができなくなるからで、地域のコミュニティの運営には地元の理解が必要だと川端さんは言います。
そうして地域の方からの作りたいという声を受けて設置されたみんなのとしょかんは、利用する人が自ら管理して育てていくからこそ
素敵なコミュニケーションの空間が作られるそう。
本を送ってくれる人、 管理してくれる人、 周りに公園を作ったり、看板を作ってくれる人、 まさにみんなで作るみんなのとしょかん。
ある所では学校通学のバス待ちに小学生から高校生まで朝にみんなが集まる場所になっていたり。
川端さんのところに送られてくる大量の本
本の種類など説明してくれる川端さん
ネパールなどの言葉に翻訳することも
翻訳ができる人、確認できる人を探すのも難しい
今後ますますいろんな場所に必要とされる時代になってくるのかもしれません。