「ヘッドライト早期点灯研究所」は、早期点灯の実施に役立つ情報の調査を行うチームです。
昨年にデビューした、ライティングガール。各地のイベント先へ訪問し、ヘッドライトの早期点灯についてPRをしていきましたが、各地でヘッドライトの点灯タイミングについてもお聞きしていました。
今回はこの点灯タイミングの調査まとめをご紹介します。
この意識調査は以下の条件にて行いました。
・「1:日の入り60分前」「2:日の入り30分前」「3:日の入り直後」「4:日の入り20分後」「5:日の入り30分後」の5択から選択
・パネルには1~5の目安になる写真を掲載。
・口頭で時間帯について補足を行い、該当する選択肢にシールの貼付にて回答
写真を見比べてみると明るい時間帯の差が分かりにくいかもしれませんが、
街灯が点灯していたりと、ちょっとした差を見つけることもできます。
果たして結果はどのようになっているのでしょうか。
2014年度は13回に渡って意識調査を行いました。(ライティングガールの活動レポートはこちらから)
結果は以下の通りになりました。
日の入り前にヘッドライトを点灯していると回答したのは 28.4%となり、そのうち、おもいやりライトタイム(日の入り30分前)までの点灯は、26.7%となりました。
ちなみに、日の入り直後にヘッドライトを点灯していると回答したのは 40.1%と大きく伸びており、日の入りがヘッドライトの点灯目安になっている方が多い事が分かります。
今回は回答を聞く中で様々な意見をお聞きすることもできました。
・日の入り30分前より前にヘッドライトを点灯していると回答した方
「明るいうちから点灯している」
「見られるために早めに点灯している」
「オートライトで早めのタイミングに点灯している」
「会社で早めに点灯するのが決められている」
・日の入りより後にヘッドライトを点灯していると回答した方
「まだ視力がいいから点灯は遅くても大丈夫」
「街灯で周りが明るいから大丈夫」
「問題なく周りが見えているから大丈夫」
「燃費が悪くなる。信号待ちの時も消灯している」
「バッテリーが上がりやすくなるから早めには点灯しない」
「周りがつけていないから点灯していない」
「早く点灯するのは恥ずかしい」
といった意見をお聞きすることができました。
日の入り30分前より前に点灯している方は、「見られるための光」としてヘッドライトの点灯を行っている印象があります。
逆に日の入りより後に点灯している方は、運転している時に周りが見えにくくなったら点灯する。という印象がありました。「視力が良いから」「見えているから」といった意見は若い方から高齢の方まで幅広く回答されていたのも印象的でした。
また、「燃費が悪くなる」「バッテリーへの影響」については
先日ご紹介した、「おもいやりライト座談会|ヘッドライトってどうして点けるの?」でも話題に上がっています。
全国各地を周ったライティングガール。2015年も各地に訪問しています!
来てほしいイベントなど、情報は事務局までお知らせください。
そして、この意識調査も継続してみようと思います。
クルマを運転する方はオートライトの活用と早めのヘッドライト点灯を、
歩行者、自転車の方は明るい色の服装や反射材の着用を実践してみませんか?
この記事へのコメント
この記事へのコメントはこちらから