8月30日。「おもいやりライト大作戦」第1回会議が開催されました。今回は、前回のゼロ会メンバーに加え、新しい参加メンバーも増えて、約50名によるディスカッションの場に!
夕暮れ時のセーフティドライブをカタチにするための、さまざまなアイデアが集まり始めています。
「夕暮れ時のライト点灯、いつからつけていのかわからない…」「つけたほうがいいのはわかっているけれど、まわりがつけていないから何となく気が引ける」・・・。
今回は、ライト点灯などの交通安全アクションが、もっと魅力的な普段使いになればいいのでは?というゼロ会での話題をきっかけに、「クルマと、人、そして社会のおもいやり」を横浜から発信していくためのプランを「一斉早期点灯アクション」と称し、まず、自分たちから何ができるのか?どんなアイデアで、皆を巻き込んでいけるのか?を、それぞれの視点で話し合いました。
まず、地元で活躍する傘アーティストの方から提案があったのは、シルク素材を使った、黄色いスカーフのアイデア。
「横浜はシルクの街でもあることから、黄色をモチーフにしたスカーフを作って、ドライバーや歩行者が夕暮れ時につけたらいいかも、と思って試作してみました。スカーフは首に巻くだけでなく、鞄にリボンのように結んだりしてもいいですね。Tシャツもいいですが、普段着にちょっと合わせることができる小物のほうが、重苦しくなく、おしゃれアイテムとして欲しくなりませんか?」。
スカーフのパッケージを電球型にしたりと、細部にまで工夫を凝らしたアイテムの提案は、参加者からも「欲しい!」という声がたくさん上がりました。
今回は、地元ならではのイベントを主催する方や、横浜のランドスケープデザインを手がける方、ラジオやフリーペーパーといったメディアからの参加も多数あった中、それぞれの視点での取り組みアイデアも。
「黄色いスカーフなどを、世界中のアーティストが集まる横浜トリエンナーレのオフィシャルグッズ展開にしてみるのはどうだろうか。おもいやりライトを、横浜市民だけでなく、世界へ発信するきっかけになるかも」
「横浜の観覧車など、ランドマークとなる場所が、日没時とともに黄色くライトアップされたらキレイだと思います。観覧車だけでなく、地域ごとに目につきやすい建物や看板などと協力できればもっといいですね」
「例えば社員証のストラップを黄色にするなど、クルマに乗っている時だけでなく、常におもいやりライトを意識できるアイデアがあるといいなと思います」
「カーライトにつけるシールなど、歩行者から見えるようなアイテムをクルマに常につけておいてもいいですね。駐車場に黄色いアイテムをつけたクルマがたくさん止まっていたら、それだけで、おもいやりライトが広がるきっかけになるのでは」
「私はクルマを運転しないのですが、歩行者自身もできることを考えたいですね。日没時には黄色い傘をさすとか、子ども、お年寄りが、黄色や白など、目立つ色の服を積極的に着るとか。クルマと歩行者、両方の歩み寄りで交通事故が減らせるのであれば、とてもうれしいことだと思います」
他にも、「“夕暮れアラーム”がついたアプリがあるといい」「カーライトの光や温度に反応するアイテムを、歩行者が持っているといいかも」「“黄色い忍者”のような、マスコットキャラクターがいたら楽しそう」・・・など、おもいやりライトを形にするための、さまざまなアイデアが話し合われました。
そして、おもいやりライト大作戦のひとつのゴールとして、「一斉早期点灯アクション」を10月21日(金)「あかりの日」にスタートすることも決定。
今回のアイデアは、10月21日の一斉早期点灯アクションに、どう生かされるのでしょうか。
その経過は、次回レポートでお届けいたします!お楽しみに。