夕方の “薄暮時”に多い交通事故を、ドライバーと歩行者、そして社会全体の、光のコミュニケーションで改善したいー—。
10月21日「一斉早期点灯アクション」に向けた、横浜おもいやりライト大作戦第2回会議が、9月27日に開催されました。
今回の会場は、横浜の代表的なランドマークとしてその面影を残す、横浜開港記念会館。
第0回、第1回会議で提案されたさまざまなアイデアをかたちにするために、今回は、具体的なアクションプランを話し合いました。
あるアンケートによると、「ヘッドライトの早期点灯を意識している」と答える人は約80%にのぼる中、実際に、日没の30分前薄暮時(16時〜18時)に点灯しているドライバーは、10%程度なのだとか。
「おもいやりライトは、特別なことや難しいことじゃなくてもいい。例えば通勤時や生活の延長線で、草の根的に心がけ、アクションできることがあるはず」
そんな想いから、日産自動車を始め、横浜の地元メディア、交通インフラなどで、ヘッドライト点灯の重要性を改めて意識できるよう、さまざまな取り組みが始まっています。
「10月7日〜9日に、象の鼻テラスで、“スマートイルミネーション横浜”イベントが開催されます。スマートイルミネーションとは、LEDや自然エネルギーを使った、環境にやさしいライトアップのこと。このイベントと、おもいやりライト大作戦がつながって、新しい横浜のランドマークを作っていけるような企画を考えています」
※ スマートイルミネーション横浜の詳細はこちらhttp://www.zounohana.com/event/
「FM横浜で月曜〜金曜の午後に放送している“E-ne! 〜good for you〜”という番組の中で、おもいやりライトのCMが放送されています。10月21日の一斉早期点灯アクション当日には、ニューストピックスとしてぜひ扱いたいですね」
※ E-ne! 〜good for you〜の詳細はこちらhttp://www.zounohana.com/event/
「日産自動車社内でも、改めてヘッドライト点灯の重要性を意識できるよう、社内ポスター、イントラネットでの告知を行ったり、オリジナルの社内報に掲載を作ったしたり、社員が自主的に、ストラップをイエローカラーにしたりと、さまざまな活動を始めています。ひとりひとりの活動は小さくても、それが横浜のアクションになり、日本へ、そして世界へ広がって啓蒙されていくようなきっかけになればいいと思います」
その他、10月21日に向けて、おもいやりライトのオリジナルステッカーやアイテム作成など、具体的なアクションが、すでに形になっている様子。みなさんも、それぞれの視点からできるおもいやりライト大作戦を、今日から、始めてみませんか?
「横浜の自転車タクシー“ベロタクシー”にステッカーを貼ったり、地元のサイクリングイベントとタイアップし、自転車視点でのおもいやりライト活動を行ってみては」
「ASHIGARAアートプロジェクトなど、地元発のアート視点でできることがあるかもしれない。インスタレーションとして啓発啓蒙することで、義務でなく、進んでやりたいトレンドになればいいですね」
ーーその他にも、横浜に密着した活動を行うメンバーならではのアイデアや意見がたくさん飛び交います。
そして10月21日、一斉早期点灯アクション当日は、「ヘッドライト日産社員による早期一斉点灯アクション」「オリジナルステッカーの配布、掲出」そして、「ドライブや歩行時の、“サムシングイエロー”ドレスコード」の3つのアクションを軸とした、日本初の試みがいよいよ形になる予定!
横浜の街から、どんな“光のメッセージ”が発信されるのでしょうか。
次回のレポートを、どうぞお楽しみに!