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今回のおもいやりライトアクションのドレスコードは、“サムシングイエロー”。「交通事故防止は、クルマに乗る人だけが注意するのではなく、歩行者もドライバーに対してそれぞれの思いやりを持つことが大切」というメッセージを込めて、何か、黄色いアイテムを身につけようというアイデアです。まずは、日産自動車本社全体でこのアクションを実現。今日の出勤用ドレスコードを“サムシングイエロー”とし、黄色のアイテムを付けた社員に、オリジナルのステッカーをプレゼントしました。横浜駅から続くアクセスには、朝早くから黄色いアイテムを身にまとった社員がちらほら・・・。

「おはようございます！」気持ちのいいあいさつが響くエントランスは、サムシングイエローのファッションショーさながら。バッグにスカーフ、ネクタイ、カーディガンといったファッションアイテムを始め、社員証、携帯電話のストラップ、シューズのワンポイントなど、ちょっとした小物にも、気が利いた黄色いマークがお目見えしました。「楽しみながら参加できるこんなアクションなら大歓迎です。今日だけじゃなく、定期的に“サムシングイエローデイ”があってもいいですね」社員の評判も、上々な様子。もちろん、早期点灯アクションについての意識も高まりました。

街でも、日中から一斉早期点灯を呼びかけるアクションがスタート。市内を走る自転車タクシー「ベロタクシー」では、車体にステッカーや手作りのプラカードを貼ったり、オリジナルTシャツを着てサービスイン。日本大通り、赤レンガ倉庫、中華街・・・。横浜のランドマークを、サムシングイエローの自転車が颯爽と駆け抜けました。「ベロタクシーを運転するようになって、早期点灯の重要さを改めて実感しています。夕暮れ時、いきなり脇から無灯火のクルマに追い抜かれたり、気付かずにぶつかりそうになったことも・・・。ベロタクシーでは、冬期や天気が悪い日など16時くらいからライト点灯を意識しています。クルマにも、歩行者にもやさしい乗り物でありたいですね」
　
ベロタクシーの運転手は地元出身の方が多く、横浜をすみずみまで知り尽くしている街の達人ばかり。小道や路地裏も小回りよく走るため、ステッカーやプラカードが歩行者や遠方からの観光客の目にもとまりやすかった様子。「おもいやりライトって何？」「どんなアクションなの？」などの問いかけから会話が盛り上がり、普段クルマに乗らない人にも、早期ライト点灯の大切さが広がりました。

いよいよ薄暮時が近づく16時。朝から今日の一斉早期点灯に向けたそれぞれのアクションを行っていたメンバーたちが、市内の街頭に集合！歩道を歩く黄色いパレードが、ひときわ目を引きます。そしていよいよ、みなとみらい４丁目交差点付近で、ドライバーへの早期一斉点灯呼びかけがスタート！黄色い幟（のぼり）やプラカードを掲げて、ライト点灯のメッセージを発信します。メンバーたちが大きなアクションで呼びかけると、たくさんのドライバーがその場でライトを点灯！交差点付近にはベロタクシーやおもいやりライト仕様のデコカーも登場し、横浜の薄暮時に、光のおもいやりが灯りました。

2011年７月から活動がスタートした「おもいやりライト」。今日の一斉早期点灯アクションは、横浜で暮らす人、働く人、そして横浜をドライブする人たちのおもいやりがひとつになって、大成功の成果をおさめました。「日本は、ヘッドライト点灯の意識がまだまだ低いのが現状。おもいやりライト大作戦は、今日で終わりでなく、これからが始まりだと思っています。サムシングイエローデイを定期的に続けたり、横浜以外の地域とつなるような企画を仕込んだり・・・。やりたいことはまだまだたくさん。今日までの活動で、早期点灯の大切さに少しでも気付いた方々に、そして、まだ早期点灯にピンときていない方々にも、ロングスパンで広がっていくことが目標です」