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日ごとに寒さのやわらいできた3月16日、第３回目のおもいやりライト運動横浜会議が、馬車道駅近くに昨年オープンしたmass×mass関内フューチャーセンターでおこなわれました。mass×massは、社会起業家を育て様々な分野の起業家との交流・連携のネットワークをつくり出すことで、新たなクリエイションを生み出す場です。ワークショップスタジオやシェアオフィスもあります。おもいやりライトの活動に共感してくださるような方々の集う場所でもありますね。

さて、おもいやりライト運動は、春と秋にイベントを予定しています。今回は4月14日（土）に開催が決定した春のマラソンイベントの充実を目指した会議となりました。

まずは毎回のお楽しみ、日産エンジニアによるプレゼンテーションです。中垣仁志さんはエンジニアの立場からヘッドライトの構造や進化を教えてくださいました。ヘッドライトと言われる部分に含まれるライトそれぞれの役割や多種多様さ、ハロゲン→キセノン→LEDと、時代とともに進化してきたこと。それに、左側の歩行者を見やすく、右側の対向車はまぶしくないようにと、左上がりに明るくなるようになっていることなど、ヘッドライトに関する専門的なお話を分かりやすく解説していただき、まるでテレビ番組の「世界一受けたい授業」を見ているよう。車好きのお子さんに聞かせたら、「僕もエンジニアになりたい！」と言ってもらえそうな、楽しいプレゼンでした。

この市民会議にも出席してくださっているパートナーのアイディアが初めて実現しました。第1回会議でプレゼンした住友スリーエムさんのアイディアです。おもいやりライト運動の2.5m×5.5mの大きなサインを、本社の駐車場入口にあるレンガ造りの塀に掲出するというもの。住友スリーエムさんの開発した特殊フィルムは、こうしたレンガ造りの支持体にも簡単に貼ったり剥がしたりできるそう。社員や社屋を訪れるお客様がこのサインを目にし、さらにおもいやりライトを知ってもらおうという取り組みです。この報告を受けて、会場からは温かな拍手がこぼれました。また、新しい視点として、今回初参加のユードー南雲玲生さんからは、おもいやりライトをまだ知らないという方に、ゲームを通じて遊びながら知ってもらうという取り組みのアイディアが提供されました。

前回の市民会議で提案された、「パーティーするようにマラソンしよう！」がテーマの経堂マラソンについて、主催者の佐谷恭さんご本人がお話くださいました。　経堂マラソンは、どんな人でも参加しやすいようコースも走る距離も自由。スタートとゴールの場所と時間を設定して、体力に合わせてコースや距離を各自で決めます。また、給水・給電（スマートフォンの充電用）ポイントを近隣の飲食店などにお願いして、ランナーとお店の方が交流できるのも特徴のひとつです。大会の勝者は一番面白い体験を話した人。タイムではなく体験を競うのだそうです。走った後は皆でパーティーも！　一日の体験を互いに話しながら交流したそうです。まさに大人の街遊びといったところ。

ユニークな経堂マラソンのお話を受けて、おもいやりライトの春のマラソンイベント、「もやソン」（仮称）を盛り上げるべく、2つのチームに分かれて横浜の主要観光エリアの地図を囲み、ワークショップをおこないました。給水・給電ポイントにおすすめのお店や、街の名所、ちょうど桜の季節におこなうことから桜の名所などが次々とマークされていきます。4月中旬が見頃の横浜公園のチューリップは、花言葉が「おもいやり」だということや、シーバスを使った海のルートを活用してもいいのでは？ と、活発に意見が交わされます。このワークショップで話し合われたことが、どう実現するのでしょう。これまでマラソンの経験の無い方からも「参加してみようかな」との声が。春爛漫の時期におこなわれるマラソンイベントが楽しみになってきました。

春爛漫のランイベントは、詳細が決まり次第webなどで告知予定です。

写真一覧はサムシングイエローファッションの方々！
やわらかいレモンイエローで取り入れたり、小物で取り入れたりと、
思い思いにサムシングイエローファッションを楽しんでくださっていました。