透き通るように美しい秋の青空のもと、ついにこの日がやってきました。
そう、11月10日「いい点灯の日」です。
午前11時のクイーンズサークルには、おもいやりライトシャルソンに参加する方々が集まり、受け付けで受け取ったイエローのおもいやりライト運動メッセンジャー〈セーフT〉シャツに着替えています。なんと別府や大阪からお越しくださった方も。いよいよ「いい点灯の日」早期点灯大作戦!!が始まります!
事務局長の長谷川から、「おもいやりで交通安全を! 飲んで、食べて、歩いて、走って、横浜の街でいろいろなことをしながら、おもいやりの気持ちを伝えていきたいと思います。」と挨拶があり、おもいやりライトシャルソンがスタートしました。
「ソーシャルマラソン」略して「シャルソン」とは、タイムを競うのではなく、面白いことを発見し、その体験を競うマラソン大会です。ゴールの時間までに街中に15カ所ある給○スポットを巡ったり、走ったり、乗り物に乗ってみたり。とにかく楽しむもの勝ちというイベントです。スタート地点でイエローのTシャツに着替えたら、給○スポットが紹介されたMAPを受け取って、参加者は思い思いに街に繰り出します。
春のよこはまシャルソンに続いて2度目の開催ということもあり、給○スポットとして協力頂いたお店はおもいやりライトシャルソンの意図をよく理解してくださり、サービスも満点でした。おそろいのイエローのTシャツを来てシャルソニスト(シャルソン参加者)の到着を待っていてくれるだけではなく、さまざまなサービスが用意されていました。スターバックスコーヒーでは、カップに「シャルソン頑張れ☺」「つけようライト おもいやり。」と手書きされたコーヒーが振る舞われ、暖かいおもてなしをしていただきました。
今回は参加者160名と大所帯になってきたためか、立ち寄った給○スポットでは、必ず他のシャルソン参加者に出会いました。街角で「シャルソンさんですか〜?!」と元気に声をかけてくれたシャルソニストも。お揃いのイエローのTシャツ効果で初対面でもすぐに打ち解け、一緒にランチを食べたり「ここが面白かったよ!」と情報交換したり。そんな様子をたまたま見ていた通りすがりの方々も「そのTシャツなあに? 今日はなんのイベント?」と話しかけてくださり、ここぞ!とばかりにおもいやりライト運動の意義を熱く説明するなんてことも。街を舞台にさまざまな形のコミュニケーションが生まれました。
参加者のスマートフォンユーザーは、シャルソンをFacebook、twitter、Google Latitude、などのSNSアプリでも楽しむことができます。事務局メンバーが待機するクイーンズサークルとSkypeで会話をしたり、Facebookのタイムラインで別行動しているシャルソニストがアップした画像に「イイネ!」したり。春のシャルソンと比べて、参加者のSNS使用度が上がってきたようで、Facebookやtwitterのタイムラインの動きも速くなってきました。これを見た参加者さんからは、「もっとSNSを駆使して楽しい仕組みがつくれそう!」と、Google Latitude(あらかじめ指定した友人の居場所を共有できるサービス)を使った鬼ごっこをしては? なんて面白い提案もありました。
SNSの活用は、もちろん参加者同士のコミュニケーションツールという意味合いもありますが、イエローのTシャツが街で生み出す効果と同じようなことをウェブ上で生み出しています。参加者が楽しんでいる姿を、Facebookやtwitterでたまたま見かけた人が「この楽しそうなイベントはなんだろう?」と興味を持ち、おもいやりライト運動を知るきっかけを作り出しているのです。
そうなんです。シャルソンでおもいやりライト運動を伝えるためには、シャルソニスト達がめいっぱい楽しむことが一番! 美味しいもの、感動する出来事、美しい景色、出会いを楽しむポジティブなパワーをシェアすることで、より多くの人におもいやりライト運動を伝える循環が生み出されるのです。
おもいやりライト運動を全く知らない一般の人に向けて、もっと気軽に知ってもらうきっかけを作ろうと、シャルソニストが街を駆け巡る中、クイーンズサークルでは2つのコンサートが行われました。
秋に公開されたおもいやりライト運動を伝えるムービー、「Omoiyari Light Story Yokohama」で、楽曲を提供してくださった鬼武みゆきさん他によるスペシャルライブに加え、横浜を中心に活動するジャズ好きによるバンド、濱サクソフォニストによるライブです。
「いい点灯の日」早期点灯大作戦!!と書かれたイエローのパネルの前にはグランドピアノが置かれ、本格的で華やかなステージに、多くの人が足を止めて音楽に聴き入っていました。
ステージの合間には、おもいやりライト運動とはどんなものかを伝えるトークもあり、足を止めてくださった方、一人一人にパンフレットを手渡すことで、興味を持ってもらう、参加してもらうきっかけづくりができました。
※「いい点灯の日」早期点灯大作戦のクライマックスは、なんといっても夕方4時のおもいやりライトアクションです!レポートその2はこちらから…