「ヘッドライト早期点灯研究所」は、早期点灯の実施に役立つ情報の調査を行うチームです。ヘッドライトの早期点灯に関する今の状況を知るために、一昨年より日の入り前後の時間帯におけるヘッドライト点灯車両のカウント調査を行っています。
まずは全体概要として結果をご紹介します。
・前回のレポートはこちらから
前回の結果と比較したところ、日の入り30分前の点灯率が若干上昇していますが、大きく変わった点は無く、日の入り後にヘッドライト点灯率が大きく上昇する点についても同様です。日の入り時の明るさで点灯しようというきっかけがあるのかもしれません。
今回の調査では全体の点灯率についてご紹介しました。次回、第2報では車種別による差について、第3報ではスモールランプについてご紹介します。
おもいやりライト運動では、おもいやりのヘッドライトを点ける時間「おもいやりライトタイム」を日の入り30分前を目安に考えています。皆さんが感じているタイミングよりもう少し早い、明るいときにヘッドライト点灯をお願いします。こちらにて、おもいやりライトタイムをご紹介していますので参考にしてください。どのくらいの明るさなのかを体感いただくのもよいかもしれません。
クルマを運転する方はオートライトの活用と早めのヘッドライト点灯を、
歩行者、自転車の方は明るい色の服装や反射材の着用を実践してみませんか?
※調査概要について※
○調査方法:
・日の入り60分前から日の入り30分後の合計90分、「総通行台数」、「ヘッドライト点灯車台数」、「車種別」、「自家用/事業用」を測定
・調査地点において、ビデオ撮影を実施し、その映像を見ながら分析
○調査実施日:
・2015年10月20日(天気:薄曇後晴 日の入り:17:01)
・2015年10月22日(天気:晴一時曇 日の入り:16:59)
○調査地点:神奈川県 市道 横浜逗子線栗木(横浜市磯子区栗木1)下り線(2014年と同じ調査地点)
国土交通省が平成22年に実施した全国道路・街路交通情勢調査(道路交通センサス)の実施地点から選定
○調査実施:株式会社サーベイリサーチセンター
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