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2013年12月25日

日本各地で開催された「11.10いい点灯大作戦!! 」イベントレポート

 

11月6日に行われた「夕方安全創造会議」の様子はこちらをご覧ください

プレイベントとして11月6日に行われた夕方安全創造会議で、美しく安全な夕方を自分たちのアクションでつくりあげていこうと、改めて意欲を燃やすおもいやりライト運動のメンバーたち。そして迎えた11月10日、いい点灯大作戦!!の当日には、走るクルマに「ヘッドライトを点けましょう!」と呼びかけるアクションが、横浜を中心に日本各地で行われました。

おもいやりイエローに輝く横浜マリンタワーをシンボルに。横浜のアクション!

横浜ではお昼過ぎから、16時のヘッドライト一斉点灯タイムに向けた取り組みがスタートしました。まずは日産グローバル本社前でのチラシ配り。休日のみなとみらいを散策する家族連れやカップルに、夕暮れ時にヘッドライトを点灯することの大切さが書かれたチラシを手配りして、点灯を呼びかけました。

そして、おもいやりライト運動をPRするべく、おもいやりライト事務局メンバーも3台の「チョイモビ」に乗り込み、16時の一斉点灯を呼びかけながら横浜の街を駆け巡りました。チョイモビとは、100%電気で走行する、2人乗りのコンパクトなレンタカーです。横浜では、みなとみらいエリアを中心にチョイモビ・ステーションが設置されていて、会員登録をすると入会金も年会費も無料で1分20円でレンタルでき、返却もステーションに返すだけという、「ちょっとお出かけ」に最適な新しい形のカーシェアリングサービスなのです。着々と利用者を増やしているこのチョイモビ。横浜では約70台が活躍していて、11.10いい点灯大作戦!!にあわせ、その全車両におもいやりライト運動のステッカーが貼られました。

同じ時刻、横浜マリンタワー前では、「ひかりの実」のワークショップが行われていました。おもいやりライト運動の広がりを願ったメッセージを書いた不織布を、黄色く光る小さなボールに被せ、横浜マリンタワー前の街路樹に吊るしていくというもの。メッセージが書かれた実が次々に吊るされると、街路樹はまるで光る果実を実らせているかのようになりました。おもいやりの心も、いつか世界中で実りますように。

そして、いよいよ16時。あたりがほんのりと暗くなってきたころ、横浜マリンタワーがイエローに輝き出しました! それを合図に、黄色いTシャツを着て集まったおもいやりライト運動メンバーが、横浜マリンタワー前を走るクルマに、ヘッドライトの点灯を呼びかけます。横浜市内をぐるぐると巡回していたチョイモビも応援に駆けつけました。

山形の大場さん、広島の木保さんも大活躍!

以前からおもいやりライト運動に賛同してくださり、楽しんでいろいろな取り組みを広げてくださっている、力強いパートナーのおふたり、一般社団法人山形県安全運転管理者協会・専務理事の大場善次郎さん、株式会社ミツボシコーポレーションの木保孝浩さんは、地元のネットワークを活かし、それぞれの地域でおもいやりライト運動のソーシャルアクションを展開してくださいました。

山形では、ムービーオンやまがた前の県道に有志が集い、行き交うクルマにヘッドライトの点灯を呼びかけました。この活動はYBC山形放送のラジオでも紹介してくださったそう。また、広島では『11.10(いい点灯)の日 in 福山』と題し、おもいやりライト運動の公式Tシャツを着たメンバー17名が、小雨が降ったり止んだりする悪天候の中、福山市のミツボシコーポレーション本社前にてアクションを行いました。ヘッドライトの点灯を呼びかける最中には、虹がかかるという、空からの素敵なプレゼントがあったそうです。

個人の想いから社会を動かす“ソーシャルアクション”のお手本のような展開をしている、大場さんと木保さんの活動に、横浜のおもいやりライト事務局メンバーは、いつも勇気づけられています。

神奈川県の平塚では、おもいやりイエローTシャツでアタック!

平塚でおもいやりライト運動のソーシャルアクションを盛り上げてくださったのは、小学生の男子バレーボールチーム「平塚ボーイズ」です。この日に行われた平塚市内大会に出場した平塚ボーイズは、おもいやりライト運動の公式Tシャツを着て試合に挑みました。遠くからでもはっきりと見てとれる明るいイエローのTシャツをお揃いで着ることで、きっとチームの団結力も高まったことでしょう。試合後の16時には、おもいやりライトと書かれたパネルを皆で持って、ヘッドライトの点灯を呼びかけてくださいました。

11.10のアクションだけではなく、11月2日にはイエローのTシャツを着て恒例の芋掘りをしたという平塚ボーイズ。さまざまな活動の中に、遊び心たっぷりにおもいやりライト運動を組み込んでくださっているのが印象的でした。

岡山では、光る戦隊!“LEDマン”が、いい点灯大作戦を展開

「LEDマン」というのは、全身に反射材やLEDを身につけた戦隊ヒーローのようなルックスの岡山県警察公式キャラクター。夕方や夜間は反射板やLEDライトを身につけようと岡山県警察が呼びかける「ライトアップ運動」の中で誕生したのが、「ライトアップ戦隊LEDマン」なのです。夜道の安全のために活躍する彼らの奇抜なスタイルは、ネット上でも話題騒然。そんな人気者が、「夕方の安全を守る」おもいやりライト運動とも手を結び、11.10のアクションを行ってくださいました。そして、おもいやりライト運動についても紹介くださったそうです。

同じような意識をもち、新しい発想で夕方の安全を守る取り組みをしている、岡山県警察のLEDマンのような方々と、こうして手を取り合って一緒にアクションができるというのは嬉しいかぎりです!

アクションは社会の変化とともに、感動を呼び込む

ご紹介した各地の他、小田原でも行われた11.10いい点灯大作戦!!は、夕闇が迫り、あたりがとっぷりと暗くなった頃に無事に終了しました。

アクションに参加してくださった方、それぞれが感じたことではないかと思うのですが、おもいやりライト運動のソーシャルアクションは、例えばボランティア活動をした時に感じるような充実感や満足感を、アクションに参加する人にもたらしてくれます。ヘッドライトを点灯しようというメッセージに呼応して、走るクルマがヘッドライトを点けてくれた時には本当に感激してしまうんです。

この嬉しさ、「誰かに何かを与えることと与えられることは、人間にとって同等に嬉しいことであり、場合によっては与える喜びの方が勝る」という、「人間の脳の不思議」にも関係していそうです。「おもいやりライト運動を通じて、社会に安全を届ける!」という、「ギフト」の気持ちが、嬉しさや感動に繋がるのかもしれません。

社会をもっと素敵にチェンジするソーシャルアクションは、参加した人の心に感動を呼び込みます。各地でおもいやりライト活動のソーシャルアクションに参加した方々にも、きっとそんな秋の収穫があったことでしょう。

今年の「いい点灯の日」の広がりはこちらをご覧ください
11月6日に行われた「夕方安全創造会議」の様子はこちらをご覧ください

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