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2014年10月16日

ライティングガールプロジェクトVol.4 オートジャンボリー2014 W/鈴木ケンイチさん

自動車の楽しさだけでなく、学園生活の楽しさまで味わえる!

ライティングガールプロジェクト第4弾で出かけたのは、埼玉県の埼玉自動車大学校で開催された「オートジャンボリー2014」に参加してきました!多くの方が集まっている会場に、ライティングガールが出かけ、早期点灯をアピールしてきました!

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ヘッドライトの早期点灯を促す、交通安全啓発「おもいやりライト運動」。これまでの活動拠点の横浜から外に飛び出して、広く全国に「おもいやりライト」をアピールしようというのが「ライティングガールプロジェクト」だ。

 今回、ライティングガールと共に訪れたのは、埼玉県の埼玉自動車大学校で開催された「オートジャンボリー2014」であった。埼玉自動車大学校とは、メーカーのディーラーなどで働くメカニックなどを、これまで何十年も輩出してきた歴史ある教育施設。その学校が毎年恒例で開催しているのが本イベントだ。

「このイベントの開催は、今年で8年目になります。若い人たちに自動車の興味をもっと持ってもらいたい! そして交通安全を呼びかけたい。そういう狙いでスタートしました。出展の多くに卒業生に協力してもらっています。口コミがだんだんと広がり、毎年のように来場者が増えて、昨年は9400人ほどが来場していただけました」と埼玉自動車大学校の教育次長である金子 勉さんは、イベントを説明してくれた。

「クルマの楽しさを知ってもらいたい!」という狙いのためか、展示の内容は、とにかくバラエティに富んでいる。学生たちが制作したカスタムカーや、実習で制作した実車のカットモデルから、レーシングカー、クラシックカー、痛車(アニメなどのグラフィックを車体に貼ったもの)、カスタムバイクなどがズラリ。働くクルマということで、警察車両や自衛隊の車両まで並んでいたのだ。

また、イベント広場では、プロのトライアルバイクによるデモンストレーションやビッグバイクを使ったエクストリーム走行、映画やテレビで活躍するスタントマンによるスタントショーが披露される。同じ場所で、地元の小学校や、中学高校のマーチングバンドの演奏まであるのは驚いた。その横の特設テストコースには衝突被害軽減自動ブレーキの経験コーナーまである。

さらに、イベントホールのステージではバンド演奏やチアリーディングやダンスの発表会もあり、その前には埼玉自動車大学校の生徒による模擬店が並ぶ。この雰囲気は、学園祭そのもの。

自動車の整備士を育成する学校であり、来場者もクルマに興味のある人ばかり。さらに来場者も若い人や小さな子供連れも多く、活き活きとした雰囲気だ。そういう人たちへのヘッドライトの早期点灯のアピールは、砂地に水がしみ込むように素直に受け入れられたようだ。クルマのことを学ぶ教師と生徒がたくさんいるということで、早期点灯の必要性への理解も早かったのだろう。

特に印象的だったのは、埼玉自動車大学校の生徒さんと先生が一緒にライティングガールのアンケートに答えたシーン。元気いっぱいで、ちょっと悪ふざけ気味の生徒さん。それでも、「どんなタイミングでヘッドライトを点灯したらいいでしょうか?」と質問を投げかけると、横にいた先生と一緒に一生懸命&楽しそうに考える。「ああ、自分も学生時代ってこんなだったよなあ」と、当時の楽しさが蘇るようで、思わず口元が緩む。クルマだけでなく、学園祭の雰囲気も楽しめるイベントであった。


●鈴木ケンイチ
1966年9月生まれ。
國學院大学卒。雑誌編集者を経て、1997年にフリーランスへ。国産車、輸入車、チューニングカーなど幅広いジャンルで執筆。最近は新技術や環境関係に注目。環境社会検定試験(ECO検定)
モータージャーナリスト鈴木ケンイチの弾丸ブログ

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