街並に映えるビビッドな黄色いクルマが集まって、ツーリングをしたらどんな感じ? 今回はそんな好奇心からコンタクトしていたカーライフSNSサイト「みんカラ」のコミュニティ「きいろ組」さんのツーリング企画にお誘い頂き、参加してきました!
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朝9時に指定された集合場所に到着すると……黄色いクルマがずらり!!
駐車場には「きいろ組」メンバーさん達の愛車が仲良く並んでいました。様々な車種の黄色い車体が並ぶ様子はまさに圧巻。偶然その場に居合わせた人も、その鮮やかさに思わず記念撮影をする方もいました。
この日、集まった黄色いクルマは19台。関東近辺から参加される方が多いようですが、中には札幌ナンバーのクルマも。「黄色いクルマ」を合い言葉にツーリング仲間ができるって、素晴らしい! メンバー同士で簡単な挨拶を交わしたら、さっそくツーリングに出発です。この日は幹事のTouch.さんがプランされた西伊豆を走りました。おもいやりライト運動事務局のメンバーも、後ろにくっついて走らせてもらいました。
風薫る五月。新緑の眩しい緑道を、黄色いクルマが連なって、ぐいぐい走っていく様子は、なんだか可愛い! 思わず「きいろ〜♪」と子どもみたいにはしゃいでしまうほど。突然の黄色いクルマのパレードに、対向車や沿道の人達も目を丸くしていました。
後でお話を伺ったメンバーさんも、「走ってると、写真を撮られたり、沿道の子ども達が手を振ってくれたりするんですよね」と嬉しそうに話してくれました。twitterなどのSNSに撮った写真を投稿する人も多いようで、ツーリングの後に見て楽しんだりもしているそうです。
メンバーのみなさん、クルマだけではなく、Tシャツやスニーカー、携帯電話のカバーなどなど、ファッションにも黄色を積極的に取り入れています。ちょっと派手な黄色を、とことん楽しむ感覚は、おもいやりライト運動の夕暮れ時や夜間に見られやすい服装を心がける「サムシングイエロー」の試みとしても、おおいに真似させていただきたいところです。
クルマを愛する方々のコミュニティだけあって、休憩場所などでの周囲への気配りや走り方のマナー意識が素晴らしく、「交通安全やマナーって、本来こうしたクルマを愛する紳士淑女から発信されていくものなんだよなぁ」と、ペーパードライバーの筆者は思ったのでした。
黄色いクルマでツーリングを楽しみながら、周囲の景色をパッと明るく彩る「きいろ組」さん、カッコよかったです!
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●友川綾子(トモカワ・アヤコ)
1979年3月生まれ。
アートギャラリー勤務や、3331 Arts Chiyoda 立ち上げスタッフなどを経て2010年よりフリーランスに。『美術手帖』やCINRA.NETなどでで編集・執筆を手がけるほか、アートプロジェクトのコーディネートや企画・運営など、現代アートのフィールドで活動を続けている。地域に密着したアートプロジェクトの現場で実践やリサーチを繰り返す中で、「ソーシャル」や「まちづくり」といったのキーワードにも関心を持ち、「社会をちょっとよくする」デザインを、「人と人とのつながりで生み出す」おもいやりライト運動に賛同。おもいやりライト運動のイベントレポートに携わって4年目。