2015年10月17日と18日に静岡県静岡市にて開催された「第9回ふじのくに交通安全県民フェア」にライティングガールが参加。ヘッドライトの早期点灯と、開催を控える11月8日開催の「早期点灯車両出発式」をアピールしてきました。
今回、ライティングガールが参加してきた「第9回ふじのくに交通安全県民フェア」は、名称に「県民」とあるように、静岡県が主催する交通安全のイベントです。会場は、静岡市内にあるツインメッセ静岡。ここに自動車メーカーをはじめNEXCO中日本や静岡ガスや、自動車関連団体(静岡県自動車会議所や自動車整備振興会や、静岡県バス協会、静岡県タクシー協会、静岡県トラック協会、JAFなど)、静岡県警やSBSラジオなど、幅広い企業・団体が交通安全をテーマとした展示を行います。今回は17日に、その展示ブースの一画をお借りして「おもいやりライト」運動をPRしてきました。
イベントは朝の10時にスタート。まさにドッ!という感じで人々が押し寄せ、あっというまに会場内はお客さんで溢れかえります。おもいやりライトのブースでは、パンフレットと夕方4時のヘッドライト点灯をモチーフにした特製フレグランスタグを配布しましたが、ひとりひとりに呼びかけながらお渡ししていたため行列ができてしまいました。ものすごい熱気です。お昼頃には一旦ひと段落しましたが、午後になるとお子様と一緒のファミリーが増えてきて、ライティングガールは早期点灯の説明やアンケートで大忙し。用意した約300のパンフレットを夕方前には配りきってしまうほど。昨年は2日間で約3万5000人もの来場者があったそうですが、今年は2日間で約37,000人の来場も同等か、それ以上のようでした。
そんな大忙しな説明の合間をぬって、会場内の他のブースを見て回ってみると、驚くことを発見しました。なんと、「おもいやりライト」同様に、ヘッドライトの早期点灯をアピールするブースがあちこちにあるのです。たとえば静岡県警のブースで「本日のライトオンタイム16:00」の看板を発見。また、隣の日本自動車工業会/SBSラジオも「夕方、早めに、さあ、点灯」というアピールです。ほかにもトラック協会や交通指導員連合会のブースにも同様のスローガン。そして来場者向けのスタンプラリーも「ピカッと作戦!」という夕暮れ時の早めのライトオンを啓発する内容です。聞くところによると、3年ほど前から静岡県は県をあげて、ドライバーには「夕暮れ時早めのライトオン!」と「歩行者には自発光式反射材の着用」を推奨してきたとか。さらに静岡のトラック協会では、5年も前から「夕暮れ時の早期点灯」を目標に掲げてきたというのです。
そうした県をあげての運動が功を奏してか、いつもの「夕暮れ時は、どのタイミングで点灯しますか?」というアンケートの結果も非常に好成績に。しかも、「秋とか冬は16時に点灯だよね」と答える方が多いことにも驚かされました。なんと意識の高いことか!
また、展示はどれも交通安全がテーマですが、小さな子どもでも楽しめる体験型の展示が数多くあったのも特徴でしょうか。たとえば、大きなトラックの運転席に乗り込んで運転手から見える場所と見えない場所を確かめたり、街中を走る自転車をコンピュータでシミュレーションするブース、シートベルトの必要性を知る体験コーナー、エアバッグの実際の作動デモなども行われていました。他にも、警察の制服やNEXCO中日本の制服を着ての記念撮影、警察の音楽隊コンサートやSBSラジオ「満開ラジオ 樹根爛漫」の公開放送、静岡県広報大使「アーマードポリス」ショーや「GO!プリンセスプリキュア」のショーなど、子どもから大人まで楽しめる充実した内容です。
ふじのくに交通安全県民フェアは、交通安全という地味なテーマでも、誰もが楽しめる充実したイベント内容。静岡県民のみなさんの高い交通安全意識も、こうしたイベントの積み重ねで育てられてきたのを実感できた1日でした。