関西最大のカー&カスタマイズショー「大阪オートメッセ2016」というビッグイベントが2月12日から14日までの3日間、大阪・南港にあるインテックス大阪を舞台に開催されました。この開催スタートから20周年を迎える「大阪オートメッセ」に、ライティングガールが登場! ヘッドライトの早期点灯を多くの来場者に呼び掛けてきました。
クルマ好きの間でカスタムカーとアフターパーツの祭典といえば、東の東京オートサロン、そして西のオートメッセといわれています。オートメッセは毎年2月のバレンタインデーの週末に開催されているわけですが、オートサロンは1月に開催されており、約1か月遅れているため、出展車両など内容が被ることが多いのも事実。ただ、関西ならではのカスタムも見られて、オートサロンとはまた違った楽しみも見られます。
ここに、おもいやりライト運動も、ヘッドライトの早期点灯を関西のカスタムファンにも広げようということで、自動車雑誌「CARトップ」とコラボレーションしてオートメッセ初登場となりました。「CARトップ」はクルマを展示するブースだけでなく特設ステージも備え、会期中常にトークショーが行なわれていました。
このブースには、業界では有名な多数のゲストがひっきりなしにやってきます。ドリフトでおなじみの土屋圭市さんや同じくドリフトのD1グランプリのチャンピオンである川畑真人選手、スーパーGTのドライバーでは松田次生選手や武藤英紀選手、マツダで長年レーシングドライバーを務めていた寺田陽次郎さん、さらには様々なスポーツカーの開発のスタッフなどなど。その多くがトークショーのゲストとしてステージへ登場します。時には、ブースに顔を出したゲストがそのままステージに上げられることもあります。
トークショーは、大まかなステージスケジュールとテーマだけが与えられ、事前の詳細な打ち合わせもなしに該当の登壇者がステージに上がってしゃべりだします。と書いてしまうと、そのトークショーは大丈夫なのか? と思われる方もいるかと思いますが、登壇者の皆さんもプロで、これがスムーズに時間もほぼぴったりで進行していきます。
トークの内容も、台本がないのですが、それだけにきわめて鋭い突っ込みがあったり、本当にここだけの話というのもいくつもあって、非常に楽しいものとなっています。その代わり、トークショーのテーマに上がる自動車のメーカー担当者や広報担当者は冷や汗ものでしょうが…。
これまで自動車メディアに採り上げられてきたおもいやりライト運動とライティングガールもこのステージを支える一組として2日間にわたって「CARトップ」特設ステージでトークショーに登場しました。
ステージでは、まず「おもいやりライト」の解説、そして「おもいやりライト運動」の趣旨を理解してもらったところで、ライティングガールによるじゃんけん大会を開催します。毎回おもいやりライト運動の黄色いTシャツを賭けて激しいジャンケン大会が行なわれ、勝者にプレゼント!
またブースでもおもいやりライト運動のPR! ブースに来た来場者に「どのくらいの暗さになったらヘッドライトを点灯させますか?」という質問を投げかけて、それにこたえてもらうというアンケート調査も実施。ヘッドライト早期点灯の意識向上にひと役買ったことと思われます。
オートメッセ会場内、雑誌「トラック魂」のブースには、映画『トラック野郎』の劇中で使用されたデコトラ「一番星号」が復元展示されていました。春も近づき、少しずつ日が長くなってきていますが、この「一番星」に負けないように、ヘッドライトを早めにつけることを心がけましょう!
●青山義明(アオヤマ・ヨシアキ)
1969年4月愛知生まれ、横浜在住
学生時代は日本画家になることを夢見ていたものの断念。なんとなく自動車雑誌の編集者になるのもいいんじゃないかということで、大学卒業後に雑誌編集者業界に入る。編集プロダクションをいくつか流れ流れて、いつの間にかフリーランスのモーターフォトライターになってしまう。現在は電気自動車や燃料電池車の取材やモータースポーツ取材を中心にWEBサイトや自動車雑誌で記事制作中。
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