2017年2月10日から12日までの3日間、大阪・南港にあるインテックス大阪で開催となった、関西最大のカー&カスタマイズショー「大阪オートメッセ2017」。こちらに、おもいやりライト運動も昨年に続いて2回目の参加、今回も来場者はもちろん多くの関係者にもヘッドライトの早期点灯を呼び掛けてきました。
大阪オートメッセとは関西最大のカスタムカーとアフターパーツの祭典であり、毎年、1月に開催される東の東京オートサロン(千葉)に続く、2月の一大イベントです。自動車メーカー等の大手の出展車両は、オートメッセ単独の出展も多く、特に関西独自の、そして関西以西のカスタム事情をチェックできる場としても最近さらに注目を集めています。
昨年に続き、おもいやりライト運動は、自動車雑誌「CARトップ」とコラボレーションとなります。「CARトップ」が出展しているブース内にある特設ステージで、オートメッセ2017の二日目となる11日、朝と夕方の2回のトークショーを行ないました。「交通ルールをプロのドライバーと話して知ろう」と題して、モータージャーナリストの方とクイズ形式で、ヘッドライトの早期点灯をしっかり学ぶプログラムを用意しました。
今回このおもいやりライト運動のステージに快く上がっていただいたのは、最初のステージに国沢光宏さん、そして夕方の回に飯田裕子さんのおふたり。ともに、おもいやりライト運動については詳しくは知らなかったようですが、その主旨は理解されていて、ご自身でも早めのヘッドライト点灯を実行しているという頼もしいお二人です。
ステージでは、ライティングガールが、まず「おもいやりライト」の解説、ヘッドライト早期点灯の重要性を理解していただいた上で、国沢さん・飯田さんにステージに上がってもらいました。お二人にはそれぞれ「『スモールライト』は何のためにある」のか、そして、「『ハイビーム』、『ロービーム』の使い分けはどうする」という一見簡単そうに見えますが、いざ答えるとなるとちょっと戸惑ってしまう質問をさせていただきました。事前の打ち合わせもなく、舞台の上で観客を前に答えるのは、少し酷だったかもしれません。それでも国沢さん・飯田さん共に、正解するところは、さすが、毎日クルマの記事を書いたり、様々なお仕事をされているだけのことはあります。
舞台では、さらに『近未来のクルマのライトってどうなるの?』というテーマで、お二人のご意見を聞く機会も用意しました。お二人それぞれがこれからの自動車のライトについての見解を実際にお聞きすることができました。2回目の夕方の回では、飯田裕子さんにジャンケンを担当していただき、おもいやりライトグッズの当たるジャンケン大会も行ないました。昨年よりも充実したステージで、少しパワーアップした活動ができました。
今年もCARトップのブースには、連日、自動車業界で有名なゲストが来場していました。ドリフトでおなじみの土屋圭市さんや、同じくドリフトのD1グランプリに出場している川畑真人選手、元世界GPライダーで現在は車イス・ドライバーとして活躍している青木拓磨選手、さらには円谷プロからウルトラマン(!)と超大物までやってきました。
2回目のおもいやりライトの出動ということで、CARトップにやってきた豪華ゲスト、そして各メーカーの車両開発の方々とも親睦を深めることができ、つながりもより深くなってきています。関西方面への盛り上げはもちろん、多くの自動車関係者にもヘッドライトの早期点灯が浸透しています。
●青山義明(アオヤマ・ヨシアキ)
1969年4月愛知生まれ、横浜在住
学生時代は日本画家になることを夢見ていたものの断念。なんとなく自動車雑誌の編集者になるのもいいんじゃないかということで、大学卒業後に雑誌編集者業界に入る。編集プロダクションをいくつか流れ流れて、いつの間にかフリーランスのモーターフォトライターになってしまう。現在は電気自動車やモータースポーツ取材を中心にWEBサイトや自動車雑誌で記事制作中。
http://officebm.blog.jp/