第3回目の「点灯の日」である7/10(火)は、横浜、新潟、長崎の3か所で早めのヘッドライト点灯を呼びかける「点灯呼びかけアクション」を実施しました。
今回は、それぞれの場所で達成感を得られる活動となったので、その様子をまとめてお伝えします。
横浜では17:50から18:30までの40分間、横浜ランドマークタワーのグランモール公園円形広場横、さくら通りの歩道上にて呼びかけアクションを実施しました。
前回の気づきを踏まえ、今回は赤信号で停止しているクルマだけに呼びかける新たな方法にチャレンジしました。
① 車道の信号が赤になる直前に、歩道の道路際にスタンバイ
② 車道の信号が赤になると、停止しているクルマに呼びかけ開始
③ 車道の信号が青になったら、道路に一礼し歩行者の妨げにならないように退がる
上記の方法を、AD役のかけ声とともに信号が変わる度に繰り返し行った結果、前回よりもたくさんのドライバーの方がヘッドライトの早期点灯にご協力くださいました!
停止しているクルマに対して確実にアプローチでき、さらには信号が変わる度に動きがあるので、歩行者の方からの注目度も上がったように感じます。
この確実性に参加者全員びっくり!この方法を、新たな呼びかけスタイルとして確立させてはどうかという意見も出るほど、達成感にあふれたアクションになりました。
新潟では、18:30から19:30までの1時間、新潟市西大通り、新潟大学入口交差点付近で呼びかけアクションを実施しました。
約1ヶ月前から「梅雨の交通安全」をテーマに準備を進め、当日はいろいろな色の傘をさしながら、ヘッドライトの早期点灯を呼びかけました。季節柄、窓を開けて運転しているドライバーが多かったので、呼びかけの声が届き、うまくコミュニケーションが取れたようです。
季節ごとにオリジナルのアイデアを出し、活動に変化を持たせるのも、楽しみながら続ける秘訣です!
長崎では、18:00から長崎大学東門付近で呼びかけアクションを実施しました。
「フリーパネル」と呼ばれる気軽に参加してもらうためのパネルを作り、通りがかりや信号待ちの歩行者の方を巻き込んでのアクションに成功しました!
偶然出くわした方が参加者となり、また新たなコミュニケーションの輪が広がっていく。おもいやりライト運動が目指すソーシャルアクションの形へと一歩近づけたような気がします。
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横浜・新潟・長崎、それぞれの場所で今後の活動につながりそうな要素が詰まった、満足感のある活動となりました。
私の街でやってみたい!という方がいらっしゃいましたら大歓迎!
特設ページで楽しみ方の紹介や始めるためのガイドブックを配布していますので、お気軽にお問い合わせください!
今回は新たなアイテムとして照度計を導入し、アクション開始時から屋外の照度を測定していました。「照度」というと、なかなか馴染みのない言葉に感じる方もいらっしゃるかと思いますが、例として、以下に一般的な明るさの基準を示しましたのでご覧ください。ちなみに、照度の単位は「lx(ルクス)」といいます。
・屋外・快晴:100,000 lx
・屋外・曇天:30,000 lx
・野球場・内外野:2,000 lx
参考:国立研究開発法人 産業技術総合研究所
この日、横浜でアクションを開始した17:50の照度は4,700 lx、日の入りの18:59の照度は150 lxでした。
労働基準法に準じた事務所(オフィス)の照度は、750~1,500 lxが望ましいとされていますから、アクションを開始した時間帯は、感覚的にはまだ明るい印象があるかもしれません。しかし、ドライバーの皆さまには、「まだ少し明るいな」と感じる時間からヘッドライトの点灯をぜひ意識していただきたいです。
今回の点灯呼びかけアクションを終え、いくつかの気づきも生まれました。
最後に、7/10の呼びかけの様子の写真もご紹介します。
1-2枚目は横浜、3-4枚目は新潟、5-6枚目は長崎の様子になります。
気づきも活かしながら、次回以降も安全に、楽しく出来ればと思います。
毎月10日の、点灯の日は早めのヘッドライト点灯を思い出す日ですが、普段ももちろん、早めのヘッドライト点灯でいきましょう◎